小さなお金でも大切にする
お金が貯まらない人ほど、小さな額のお金をバカにする傾向があるようです。
「そんな端金(はしたがね)貰ってもしょうがない」とか「ケチと思われるのが恥ずかしい」とか。
でも、そんな事を言う人に限ってお金を持っていないものです。
このような発言の裏側には、お金が無いことへのコンプレックスだったり、お金を貯めることをなんとなく「意地汚い」と感じている、などのお金が貯まらない人に共通する深層心理が見え隠れします。
逆にお金が貯まる人ほど、少額のお金であろうが小銭であろうが、ぞんざいな扱いはしないものです。
ケチであることと、お金を大切にすることはまったく違います。
お金の使い方にメリハリがある
お金の貯まる人は無駄な出費をしません。逆に、本当に必要な時やここぞという時には気前よく支払います。
つまり「お金の使い方にメリハリがあり、使い時をわきまえている」ということです。
どんなにお金を持っていても無駄な贅沢や浪費をせず、自分の成長やモチベーションを向上させるものにはお金を使います。
また、人との繋がりや信用を大切にし、他人のためにお金を使える人が多いです。
複数の口座を使い分けている
お金の貯まる人の多くは、銀行口座をキレイに整理整頓し、その役割・目的別に複数の口座を上手に使いわけています。
では口座を使い分けるとどんな良いことがあるのでしょうか?
一言でいうならば、口座を目的別に使い分ければ「お金の流れが見えるようになる」という事です。
今月、生活費はあといくら使えるのか?将来のための貯蓄が今いくら貯まっているのか?突発的にお金が必要になった時、使っていい金額はいくらなのか?
お金の流れを把握することは、家計管理・資産運用にとってとても大切な要素なんですね。
ATMで無駄にお金を下ろさない
ATMで月に何回もお金を下ろす人は、計画性のあるお金の使い方ができているとは言えません。
お金の貯まる人は、月に何回下ろすのか?いくら下すのか?がだいたい決まっています。
たとえば、隔週に1度、金曜の朝に2万円を下ろす…など、お金を引き出すリズムが決まっているんです。
これは、自分の支出のペースと、いついくら必要なのかを把握しているためです。
そのため、無駄な出費や浪費がなく計画的なお金の管理ができると共に、無駄なATM手数料も使わずに済みます。
お財布をキレイにしている
お金の貯まる人は、お金を大切に扱います。同時にお金の入れ物である財布にも気を使っています。
お金の貯まらない人の財布ほど、古いレシートや使わないポイントカードなどで膨れあがったブタ財布になっていて、汚れや型崩れやがあっても気にしない。
自宅でもその辺に放り投げてあったり管理ができていません。
逆に、お金が貯まる人の財布はスッキリときれいな財布が多いです。
毎日レシートを整理したり、お札の向きを整えたり、小銭の小分けをしたり、毎週末に革のクリームを塗ってキレイに保つなど、しっかりと手入れと管理が行き届いた財布を使っています。