断熱シートやカーテンを利用
このサイトでも何度かご紹介していますが、「断熱シート」を窓ガラスに貼ることも効果的な節電方法です。
エアコンで冷やされた部屋の温度をキープするには、カーテンで直射日光を防いだり、窓自体に断熱シートを貼って熱が侵入するのを防いでしまうのが一番です。
部屋の温度を低いままに保つことが、エアコンの稼働を抑え電力を節約することにつながるのです。
部屋に仕切りをつける
窓ガラスを遮熱することも大切ですが、部屋自体を仕切ってしまうことも効果的ですよ。
使わない部屋や廊下まで冷やしてしまっては、冷房費の無駄遣いですよね。
ドアや戸がある部屋はしっかりと閉め、仕切りがない部屋は布とつっぱり棒などでカーテンのように遮断することで、その部屋だけを最少の電力で効率的に冷やすことができます。
こまめにON・OFFせず、自動運転に
クーラーの電気代を節約するために、こまめに電源を切ったり入れたりする人がいますが…これは間違いです。
なぜなら、エアコンは停止状態から室温を一気に下げようとフル稼働させるときにいちばん電力を喰うからです。
エアコンがフル稼働するときに使う電気代は1時間で20円ほど。しかし室温をキープするときに使う電気代は1時間5〜10円と半額以下です。
つまりエアコンをこまめにON・OFFせずに自動運転にしておくことが、電気代を節約するための正しい方法なのです。
設定温度は28℃が最適
エアコンの設定温度は28℃が最適だと言われています。
エアコンの設定温度を1℃上げるだけで、電気の消費は10%も少なくなるそうです。つまりなるべく設定温度を高くしておくことが、冷房費の効果的な節約につながるのですね。
28℃だと涼しくないじゃん!と思われるかもですが、扇風機の風と組み合わせるだけで意外なほど涼しく感じるはずです。
フィルターを清掃しよう
これもごく定番な節電方法ですが、エアコンのフィルターを掃除するのも効果的です。
エアコンのフィルターにゴミやホコリが詰まったままだと空気の出入りが阻害されるため、冷房能力が落ちてしまい電力をより多く消費してしまいます。
フィルターをこまめに掃除することで、冷房効率が良くなり電気代を5〜10%ほど節約することができます。
パネルやフィルターは中性洗剤で洗い、エアコンの内部はホームセンターなどで売っているエアコン清掃スプレーを使うのがおすすめです。
また、数年に一度はハウスクリーニング業者などに依頼して、しっかりと汚れや詰まりなどを清掃するようにしましょう。