高いものは良いものでもない
まず、値段が高いものが良い商品だ!…という固定概念を持ってませんか?
例えばブランドバッグ。製法や原料は他の安価な商品とまったく差がないものであっても、ブランドのタグが付くだけで値段が10倍になることも珍しくありません。
また、私立学校の学費も。学費が高いからといって必ずしも良い教育が行われているとも限りません。学校によってはまったく逆の場合すらあります。
このように、値段が高いからと言ってその商品やサービスが必ずしも優れたものであるという保証はないのです。
…とはいえ、安いものが良いと言っているわけではありませんよ。安いものには安いなりの理由があり、その本質が価格と見合っていなければ、“安もの買いの銭失い”と言われてしまいます。
大切なのは「プライス(価格)」ではなく「バリュー(価値)」であるということを忘れてはいけません。値段で決めるのではなく、その商品・サービスの“価値”“本質”を見ぬく力をつけるようにしましょうね。
買う必要があるか考える
買い物をすることが当たり前になり、習慣化してしまっていませんか? それが自分に必要なものかどうかを考えたことがあるでしょうか?
例えばミネラルウォーターやお茶。水道水でじゅうぶんに美味しく安全な飲料水が供給されている日本で、わざわざ飲料水を買う必要があるでしょうか?
例えば家電。いま使っているのは古いし、エコじゃないし、買い換えようかな…というひとも多いですが、古くてもじゅうぶんに機能する家電を捨ててしまってはいませんでしょうか?古いものを修理して使うのと、数年のスパンで買い替えるのとではどちらがエコでしょうか?
服でも、テレビでも、食料でも…すべてに言えることですが、買い物をする際にはそれが本当に必要な物かどうか?を必ず一歩立ち止まって自問自答するクセをつけたいですよね。
スマホとパソコンについて
私たちが普段あたりまえのように使っているスマホやパソコン。なかには依存性になってしまう人もいるくらい、現代人にとっては欠かせないツールになりました。
しかし…スマホやパソコンって本当に必要なんですかね?だってほんの20年くらい前までは、スマホどころかガラケーもない世界でみんな生活していたのに。
スマホやパソコンがない生活は確かに今より不便になるかも知れないですが、たぶん慣れれば普通に生活できるんでしょうね。少なくとも、一人一台じゃなくても構わないはずです。
ちなみに、私はパソコンを持っていません。 (ちょっと論点はズレるかも知れませんが)私の場合は会社から軽くて高性能なノートPCを貸与されているので、1年前から持つのをやめてみました。
IT業界で働き、複数の個人サイトを運営している私ですが、それでもまったく生活に支障はありません。普段はスマホで作業をし、休日は会社から貸与されたパソコンで作業をします。
さらにスマホも2台貸与されており、通話自体もほとんどしないので、正直「実は個人スマホっていらないのかも…」と思い始めています。
パソコンもスマホも捨てることができたら、どんなに家計が楽になるでしょうね?
まあ捨てるとまではいかなくとも、格安スマホ格安SIMって手もありますよね。